誰も知らない
何を誰も知らないの?と問いつめたくて見た映画。そうやって意地悪な心で見に行くと行く映画館行く映画館もう上映が終了していました。ごめんなさい。と思って新宿のシネマなんとかへ行くとやっていたので見ました。まずこのナチュラルな演技はなんだ!と驚きました。思い出してみると確かほぼ流れだけきめてその場で役者がアドリブで演技をしているということだった気がした。それにしてもすごい。このナチュラル演技(ナ技)によってかもし出されるノンフィクション感。それだけで引き込まれます。あとは全体的に淡い画で、一緒に見た友達も言っていましたが無駄な絵が1秒もないと言う感じ。あとは小道具とかインテリアのリアルっぷり。母親がいなくなって次第に汚れて行く部屋の様子がマジリアル、チェケラッチョ。
そんな感じで最後も衝撃の展開でびびりました。ただ、これはノンフィクションですって最初に断ると、突拍子もない事件が起きても納得してしまう。だって実際に起きた事なんだから。フィクションだと必要のないエピソードだけど、事実だからしょうがないみたいな。ネタ的なものを暴露すると最後の末っ子の女の子が死ぬというのはあまりに突飛すぎてびびる。そしてそれを子供達だけで埋める、というのも、これホントにあったことなんか。。。と呆気にとられてしまった。でもイイ映画だった。うん。最後、映画が終わったあとトイレにいくとOL風味のお姉さん達三人が「まじヤギラくんセクシー!!!」とがーがー騒いでてそうじゃないだろう、と思いながらも、まあセクシーだったなあと逆に思った。逆かよ。