結局カレー作りは延期になって、昼間は浅草で肉まんとかアイスとか食べながらブラブラしてプリクラ撮って夕方からKちゃんのお母さんが作ってくれたごちそうを頂きました。おいしかった。メンバーはKちゃん御家族とお母さまの弟夫婦。お寿司とボジョレヌ−ボーでイイ気分になり、お父様に「私酔うと踊り出すのですよ」と分け分からないことを言い放ち、妹君(中2)の宿題を教えようとして2秒で挫折するなど、大失態でしたがとても楽しいひとときでした。毎回思うけれど、イイ家族でうらやましい。他人の芝生が青く見えるのは健全なことだ。
結婚。について私は非常に茫漠なイメージと思想しか持ってない故、先日友達がうれしそうに、今の彼氏と結婚の約束をした。と話しておられるのを同じくぼーっと聞き流していましたが、エクーニのエッセイを読んで以来、「他人と暮らすことの絶望と幸福」のようなものを選ぶのもいいのかもなあと思うようになってきた。恋愛において、ずっと一緒にいようね。とか、結婚しようね、いつか。という未来の約束はその殆どが本人たちのその時点での希望的観測もしくは孤独に対する恐怖からくる安定剤のような気がしてならない。今は好きだけど、この先どうなるかは本当に分からないのであって、それを無理に曲げようとするのもおかしい。私は現時点で一緒にいたいと思ってればいいと思うのだけれどどうかしら。そりゃあこの先もずっと一緒にいたいことよなあ、とは思うけれど、それを相手に「ずっと一緒にいようね」などと口に出すのはなんとも陳腐な感じがして好きくない。ようは思っていればいいのだ。変な所で古風な私。